2024.06.08(日曜日)
半原きのこ園敷地内にて第2回 NSA実働想定訓練会を開催いたしました。
【訓練想定】震災により倒壊家屋が発生、倒壊家屋の住人を含め、複数名の行方不明者が発生したと思われる。今回は、倒壊家屋内及び付随施設ないの検索を行い、各サーチペアの反応と告知の精度を確認し、実働を想定したハンドラーの対応の強化に取り組みました。チーム編成は連携団体である災害救助犬十日町との合同チームとし、チームリーダーが本部との情報共有と現場からの検索結果の発信を行いました。
AM6:25Team-αのエアセントドッグによる行方不明者の捜索を開始第1エリアの建物検索
※Team-α:ゼロ・ケイト・ゼロス
複雑に入り組んだ建物内での対流を確認しながら犬の反応を細部にわたるまで見落とさないようにハンドラーは観察します。
それぞれのペアごとに反応の違い、告知の精度を確認し、不足している面に関しては今後の強化ポインとして、ハンドラーが定期訓練や自主訓練会の中で取り組んでいきます。
AM7:05 全ての要救助者の確認ができ、救出を完了。
AM7:10 HRDチームに更なる行方不明者の検索活動に入りました。
※HRD Team:アルバ・トナ
AM7:25 当該建物内と屋外の敷地部分で、それぞれのユニットが反応し確認に至りました。
AM7:45 一連の実働想定訓練後に、適性試験合格犬の基礎訓練を行い、今後のステップアップにつなげられる機会を得ることができました。
現状の課題や不足している部分、またはハンドラーのスキルなど今後も認定試験に向けて実働のスタートラインに着けるように訓練に邁進していきましょう。
この度は想定訓練の為に、敷地内をご提供いただきました「半原きのこ園」様には心より感謝申し上げます。また今後も定期的な訓練会での使用もご快諾頂き、お気持ちに添えるように実働できるサーチドックの育成に取り組んでまいります。また早朝よりヘルパーなど設定のお手伝い頂きました方々にも感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも、弊会へのご支援ご協力のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
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