Trailing/Disaster/HRD 訓練会

10月13日(日曜日)Trailing/Disaster/HRD 訓練会を開催しました。

ようやく朝の気温も低くなり訓練に最適な季節の到来です。
AM5:30からのTrailingは、今回から新しいユニットの仲間も増え、また今回初めて参加のヘルパーのお手伝いをして頂くメンバーも参加して頂き、基礎段階からの訓練を中心にユニットごとに現在の課題への取り組みを行いました。

夏季とは違い犬の動きも活発になり、反応も速くなっていますのでハンドラーの犬を見る観察力と共にハンドリングが重要なポイントになります。


Disasterは、初歩のユニットは新しいヘルパーへの告知強化を行い、環境設定を変えずに初めてのヘルパーに対しての告知ができる事を目的とします。なかなか、新しいヘルパーのサポートをお願いすることも難しい事ですので、良いチャンスでした。

実働unitは、ブラインド設定での実働想定に基づいた捜索を行いました。

ハンドラーの先入観念や捜索パターンが、犬の反応を見落としてしまう要因にもなることを実感できる訓練となりましたし、捜索中の捜索のハンドリングと危険回避の為のコントロール(オビディエンス)の必要性と重要性も再認識した訓練となりました。捜索に対する意欲と集中力は言う迄もなく必要不可欠な要素ですが、必要以上の高い意欲捜索だけで危険回避ができないunitは実働での二次災害の恐れも出てきます。捜索における服従性は、安全に捜索をする上でとても大切な技術です。


HRDは、前回に引き続きハンドラーと犬の距離間を意識して犬の捜索意欲や自主性の強化訓練を行いました。今回の設定は、エリアを広げませんでしたが、多くの障害物の中からの原臭の特定を目的としました。

スタート位置からは、風の流れは逆でしたが全てのunitは意欲的に風下方向に移動し、セントコーンを捉える事ができていました。告知動作に関しては、今後も強化をしていきましょう。


皆様のご支援やご協力で、NSAは活動できている事に感謝し、実働での捜索活動に向けてサーチドッグとハンドラーの育成に精進してまいります。今後も引き続きご支援ご協力の程、宜しくお願い致します。訓練に参加された皆様、早朝よりご苦労様でした。


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