海外講師・ジャッジ
当会の認定サーチドッグは、その認定のプロセスにあたり、海外で実績と経験のある有識者・講師・審査員による厳格な審査・アドバイスのもとで認定されます。
以下、その海外講師のご紹介です。
キャシー・チオドー・ホルバート
Kathy Chiodo Holbert

ヘザー・ジョー・カティング
Heather Joe Cutting


キャシー・チオドー・ホルバート
Kathy Chiodo Holbert
1987年より臭覚探知犬の訓練に従事。米軍から始まり、警察等諸機関向けの犬およびSAR犬の育成に尽力し、麻薬探知、爆発物探知、トレーリング、HRD、パトロール各分野の犬を訓練、配属してきました。HRD分野では契約ハンドラーとして、イラクおよびアフガニスタンで1年間の現場活動も経験しています。
運営する「Chiodo Kennels」は、28エーカーの敷地に22の屋外犬舎、アジリティコース、屋内トレーニング施設を完備。ピッツバーグ国際空港から1.5時間、ダルス国際空港から3時間と、アクセスの良い立地です。
20年以上、LETS(Law Enforcement Training Specialist)の審査員およびマスター・トレーナーとしても高い評価を得ています。
爆発物探知の経験
1985~1992年、フロリダ州ジャクソンビルの海軍エアステーション0274部隊に所属し、K9業務と基地警備を担当。複数の爆発物探知犬の訓練を補佐しました。続く1994~2002年は、ウェストバージニア州フィリッピのバーバー郡保安官事務所で予備副保安官として、爆発物探知犬「アダム」と共に活動。1999年には、消防士やファーストレスポンダー向けの爆発物探知・レスポンス訓練の指導資格を取得。2000年以降、複数のインストラクターの下で延べ400時間以上のトレーニングを経て、LETSのマスター・トレーナー兼審査官に。2004年からはマウンテニア・ワーキングドッグ協会の審査員としても活躍。2009~2010年は契約ハンドラーとしてイラクに赴任し、現場探索訓練を受けながら自身の爆発物探知犬を育成、各警察機関向けの指導・セミナーも実施しました。
HRD、トレーリング、原野エアセントの分野
1994年以降、HRD、原野(エアセント)、トレーリング各分野で多数の犬を訓練・認証。さらに「バーバー郡タクティカル・サーチ&リカバリー・チームズ」や「マウンティニア・エリア・レスキューグループ」の創設メンバーとして、HRD犬「ストレガ」と共に2009~2011年には、アフガニスタンやイラクで行方不明の兵士や民間軍事請負人の捜索に従事。9.11直後はペンシルベニア州シャンクスビルのユナイテッド93便墜落現場でも活動しました。また、ジャーマンシェパードとボーセロンのブリーダーとして、45頭以上の子犬を嗅覚探知作業犬として各家庭へ送り出しています。

ヘザー・ジョー・カティング
Heather Joe Cutting
これまでに歴代7頭の犬と共に活動を展開。現在の犬、ティカ(4歳のチョコ・ラブ)は、エリア(エアセント)捜索やHRD(水中・雪中)で活躍し、IPWDAおよびNSDAからHRD認証を取得しています。
捜索ミッションには350件以上参加し、オペレーションリーダー、シニアトレーナー、インストラクターとしても貢献しています。
ワークショップおよび指導活動
アメリカ北西部および国際的に、エリア、HRD、水中、雪崩、トレーリング、捜索マネジメントに関するSAR犬ワークショップの主催や支援を行い、NSDAのメンバーおよび審査員としても活躍しています。
その他の背景
Heatherはワシントン州の医療職員として勤務し、音響映像技術者の息子ジェイコブを持つなど、多方面で活躍する人物です。