近年、日本全国では地震・豪雨災害など未曽有の自然災害や、高齢者の認知症や山間部での登山者など、多くの人たちが行方不明となり懸命な捜索活動が行われています。NSAでは嗅覚作業に優れた犬たちを災害救助犬として訓練し、その捜索の一助になりたいと活動します。個々の活動だけではなく、全国各地で活動する災害救助犬・災害支援団体が連携することで、大規模災害や地域の要請に応えて行きます。
NSAでは、多岐にわたる捜索法を訓練された犬が所属することで、効率よく最後まであきらめない捜索を目指します。
サーチドック(災害救助犬)とは
・地震などで倒壊した建物に閉じ込められた行方不明者の浮遊臭を探すエアーセントドック
・山地や市街地における特定の行方不明者の臭跡を追うトレーリングドック
・発災から長期間経過し生体臭気捜索後に、行方不明者の残留臭を捜索する犬が必要とされています。
Human Remains Detection search dog(HRD)