三木でのREDOGトレーニングセミナー2日目の5月5日。午後のトレーニング後の講師からの講評が丁度終わった頃。14時42分、 石川県能登地方 マグニチュード,6.5(深さ12㎞)最大震度6強の地震発生のアラームがなり、REDOGセミナーを切り上げ、急遽出動に向けて待機としました。同セミナーを受講していた、アローズ空飛ぶ捜索医療団(ピースウィンズジャパン)の出動に帯同。先遣隊を結成し現地に向かいました。
まずは現地の情報収集(道路状況・地図チェック・現地インフラ確認・天候チェック・災害情報収集等)その後、給油、装備補充(犬の餌等)ルート確認をしコンボイ編成し七尾市和倉温泉まで進出予定で活動。
翌5月6日(土曜日)珠洲市役所に到着し災害対策本部にて情報収集
市役所近傍のラポルトすずを待機所として余震に注意をしながら待機し、犬のトイレ出しなどリフレッシュ時間としました。
珠洲市の被害状況は、5日の震度6強以降は震度2程度の余震が常時続いていましたが、大きな余震はありませんでした。
消防および警察からの捜索に係る活動依頼は、この時点ではありませんでしたので先遣隊本部である健康増進センターに移動して、避難所に配分する物資の整理や避難物資備蓄倉庫の整理と搬出のサポートをすることとしました。
アローズの稲葉リーダーとご挨拶をさせて頂き、本部のミーティングで決定したスケジュールを確認し各自の車両を活用して災害支援にあたります。
雨が強くなる事から土砂災害などの危険を伴うことを想定しながらの避難は、心労が蓄積されます。公民館の天井が吊り天井の為、急遽体育館に移動する事となりました。
地震により備蓄していた水や簡易ベッド・パーテーションなどが崩れ、追加の支援物資を備蓄するスペースが無い事で、この整理を担当
高齢世帯が多いこともあり、今回のような支援活動は、我々が被災地でできる社会貢献活動である事は間違いありませんし、避難されている方の僅かな安心にもつながる事を再認識させられました。
今後も活動を通じて経験と実績を積み上げながら本来の目指すべき人づくり犬づくり組織作りを進めていきたいと考えています。
ご支援ありがとうございました!
被災された自治体の方も大変喜ばれておりました
こちらこそ今回の出動では初動の大切さを経験させて頂きましたし
今回の経験を今後の活動に活かしていきたい感じました。
今後とも訓練を通じ実働での連携を宜しくお願い致します。
27日の研修を見学させて頂きますので、またご挨拶に伺います。