本日は山中湖村にて早朝よりTrailing/Disaster/HRD 訓練会を開催しました。

AM5:00からのTrailingは、山中湖湖畔の遊歩道を利用して、認定犬と適性試験を目指すビギナーペアごとの設定を行い、現状の確認と今後のステップアップの進め方が見えてきました。特にビギナーペアは臭跡へのポジティブと臭跡が無くなったネガティブ以外にも誘惑臭への反応の見極めが重要ですので環境刺激のレベルを変えながら取り組んでいきます。

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HRDは、捜索作業へのスイッチを明確にしていく必要があります。現在のアラートであるのフリーズ姿勢に関しては、前回よりもハンドラーへの意識が減少し原臭への集中が高まってはいますが、スタート時の集中を、どの環境下でも維持できるように取り組む必要があります。また、チーム捜索の場合に必要な捜索戦略をハンドラーは理解しハンドリングする必要がりますので、風の流れと捜索方向などをハンドラ自らが理解し、チームと連動できるようにしましょう。

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Disasterの初歩犬は、今までとはまるで違う環境下での訓練となりました。訓練の組み立てを考え、犬の反応をハンドラーが感じ取れることは、素早く要救助者を発見する為には最も大切なハンドリングスキルです。告知の関しては、特定のヘルパーに対しては自信を持ち告知ができるようになっていますので、少しずつヘルパーの変更をしてステップアップしていきましょう。実働犬は、今回の設定ではヘルパーが何らかの遮蔽物で遮断されていない設定で、セントコーンへの反応と告知の速度についての課題に取り組みました。実働犬も環境変化への対応は重要な要素ですので、今後も決められた場所・決められたポイントの訓練ではなく、実働に即した訓練を進めていきます。

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早朝5時の山中湖の気温は、20℃。訓練を行う上では、別世界の気温で最高のシチュエーションでした。今回の訓練では、ボート置き場の訓練会場を快くご提供頂きました事、心より感謝申し上げます。皆様のご支援やご協力で、NSAは活動できている事に感謝し、今後も実働の捜索活動に向けてサーチドッグとハンドラーの育成に精進してまいります。訓練に参加された皆様、早朝よりご苦労様でした。

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