10月27日(日曜日)Trailing/Disaster/HRD 訓練会を開催しました。
AM5:30からのTrailingは、ビギナークラスのステップアップはトレールの距離を延ばした設定と地質の変化や屈折回数などを考慮した訓練となりました。訓練への意欲が興奮となり冷静な捜索にならないユニットは、一旦落ち着かせる時間などを充分に与えそれぞれの課題に対して向き合う事ができました。また第三者の誘惑が自然に加わるような設定でも、目的のヘルパーに対しての捜索が確認できていましたので、今後も環境設定なども含めたステップアップをしていきましょう。
Disasterでは実働unitのブラインド設定での捜索を行いました。建物内の捜索ではヘルパーに到達するまでの犬の動きの中に、経験値が不足していることで直近まで到達できない反応も見られました。は¥またハンドラーからの指示を待つ傾向も出ていますので、犬の自主性を更に強化できるように訓練を進めていきたいと思います。
屋外での設定に関しては、セントコーンに対しての明確な反応と安定した告知が見られましたので、様々な捜索条件を想定した中で犬とハンドラーンの経験値を高めていきましょう。
HRDは、瓦礫などの障害物に覆われている設定と、少し開けた平地での捜索の2つのパターンで訓練を行いました。告知に関して、ステップアップを進めていますので、それぞれのユニットに変化も出ています。原臭からのセントコーンに対しての反応は、明確にできてきていますので引き続きハンドラーと犬の距離間を意識して犬の捜索意欲や自主性の強化訓練を進めていきましょう。
皆様のご支援やご協力で、NSAは活動できている事に感謝し、実働での捜索活動に向けてサーチドッグとハンドラーの育成に精進してまいります。今後も引き続きご支援ご協力の程、宜しくお願い致します。訓練に参加された皆様、早朝よりご苦労様でした。
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