2023年9月7日・8日の予定で全国救護活動研究会(CSRM)　八櫛代表よりサーチドッグのデモンストレーションの要請を頂き、1日目の「第64回CSRMベーシックコース」の講義の貴重なお時間の中で、NSAより3名1頭がデモンストレーションを実施いたしました。

今回の講義に参加されたのは、消防隊・救急救命士・看護師・警察官など、実際の発災現場で捜索活動や救命活動をされる方々ですが、実際に「救助犬」という犬を見たことが無かったり、捜索活動に活用されたことがなく、アンケートによると「現場には救助犬は来てほしくない」という要望が70％に達しているというお話もあり、その大きな理由は「救助犬の活用方法」をご理解頂いていない事が大きな要因のようでした。

今回NSAでは、短い時間の中でしたが、救助犬の特性・長所・短所・活用方法などの基本的なお話しと実際にエアセントの認定犬であるジーノ号の簡単な捜索デモンストレーションをさせて頂き、今後の捜索救助活動の中で救助犬による有効的なドッグサーチで要救助者や行方不明者の速やかな救助や発見に尽力できることをお話しさせて頂きました。

デモンストレーションの後半には、皆さんからもご質問を頂きご理解を深めて頂く事ができたようです。2日目は、残念ながら台風による大雨の影響でデモンストレーションは中止となりましたが、今後もこのような機会を頂きながら、サーチドッグの有効性を広めると共に私たちは、捜索救助活動の中で行政の方々から信頼されるサーチドッグとハンドラーの育成に今後も邁進していきたいと考えます。

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