自然災害などが発災から長期間経過し生体臭気捜索後に、行方不明者の残留臭を捜索する犬が世界でも訓練されています。Human Remains Detection search dog(HRD)日本でも遺体臭気捜索犬の需要が高くなっています。今回、アメリからヘザーさん・リンダさんに講師をお願いして導入編のオンラインセミナーを
2021年10月11日(月)9:00~11:00(日本時間)に開催をいたしました。
リアルタイムで参加できなかったハンドラー向けには、後日14日(木)と17日(日)の2日間Youtubeでの再配信も実施いたしました。
参加者は、NSA会員をはじめ過去のCADAVER Search Dogセミナーを受講された方やNSA主催のオンラインレッスンなどに参加登録をしている 全国から38名の救助犬ハンドラーと行政機関関係者に参加して頂きました。
今回の導入編ではHRDの基礎知識についてや訓練方法の動画も共有でき、現在も訓練に取り組んでいるハンドラーが感じている疑問などの再確認になったようです。
事前に頂いた質問には、初歩的な内容から実践的なものまで多くの質問を頂き、このカテゴリーの訓練に対する強い熱意を感じました。また質問に対しての講師よりの適切なアドバイスも非常に分かり易く今後の訓練に活かせる内容でした。
これから訓練には良い季節になりますので充分な感染対策のもと、1頭でも多くの実働できるHRDの育成に励んで頂ければ幸いです。
また今後もトレーリング中級編やHRD(遺体臭気)中級編のZoomセミナーも予定しております。NSAでは全国各地域で活動しているサーチドックの団体・チーム・ハンドラーが、様々な状況下で適切なサーチができる犬とハンドラーの育成の一助となるセミナー開催などを今後も行い、知識や技術が現場でのスムーズな活動に結び付くことを目的としております。
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