NPO法人日本サーチドッグアソシエーションは神奈川県消防学校・総合防災センターにおいて「令和4年度県内消防広域応援訓練」に参加してまいりました。

この訓練は県内に局地的な大規模災害が発生し県及び県内消防本部が神奈川県内消防広域応援訓練に基づいて被災消防本部を応援する訓練として消防機関相互の連携の強化を図る目的として開催されました。

セミブラインドにより
RC造建物倒壊現場からの救出訓練
土砂埋没住居からの救出訓練
土砂埋没車両からの救出訓練
情報伝達訓練
後方支援活動訓練
救助犬を活用した人命捜索訓練
からなる大規模な訓練が早朝より午後3時の長時間にわたり行われました。

NSAからは、メンバー14名・サーチドッグ4頭で指揮本部より要請があった各エリアにおいてICSに基づくチーム編成によりドッグサーチを行いました。

要請エリアにより指揮隊が違う事で本来の実働時と同様に緊張感のある行動・対応・精度が求められます。我々の現在地点の確認にもなりましたし、データとして収集できた課題に対しては日々の訓練会で取り組み今後に活かしていきたいと思います。

横須賀消防指揮本部内にNSA本部を設置し、各サイトへの捜索要請ごとに時系列で行動をチェックします。

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チームアルファ
ジーノ・ダグラスは、Aサイト（RC造建物倒壊現場）での捜索活動

横浜消防指揮下で捜索の指示を待ちます。

指定された範囲内を捜索させることから、紐付き捜索と紐無し捜索で適宜対応できるように捜索を行います。

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チームブラボー
イリス・ゼロスは、Bサイト（土砂埋没住居及び車両）での捜索活動

相模原消防指揮下で捜索の指示を待ちます。

土砂に埋まっている車両内の捜索と土砂に埋まった家屋を重機で掘り起こしながら、開いた開口部を捜索

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神奈川県内全消防が集結しての訓練でしたので緊張感のあるリアルな訓練となりました。現在の課題を分析しながら今後の訓練会に活かし活動につなげていきたいと考えております。

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