第1回 NSA実働想定訓練会

2024.03.03(日曜日) 
モナの丘 – health and healing敷地内にて第1回 NSA実働想定訓練会を開催いたしました。
【訓練想定】震災により倒壊家屋が発生、倒壊家屋の住人を含め、複数名の行方不明者が発生したと思われる。協定先の神奈川県担当部署よりNAS宛捜索要請が有り、NSAにて出動を決定。現地にて地元消防署職員と合流、捜索救助犬による不明者捜索に当該消防職員が帯同する想定。また今回は、連携団体である災害救助犬十日町との合同捜索となりました。

AM9:00 出動部 小林より訓練内容のブリーフィング。

3,000㎡を越える想定エリア内には、複数の造作物や物置・山林・倒壊家屋などの捜索対象ポイントがあり、AM9:35よりTeam-αのエアセントドッグによる行方不明者の捜索を開始。
※Team-α:ゼロス・イリス・ダグラス・ミッキー・ケイト

エリアごとに捜索犬を投入し、捜索エリをつぶしていきます。

捜索開始から1時間35分で、捜索対象エリアから6名の要救助者を発見し、救助隊に引き継ぎTeam-αの活動を終了。

その後、消防本部より入電があり更に5名の行方不明者の捜索要請が入り、Team-bravoのHRD捜索を開始。
※Team-bravo:トナ・イリス・アルバ

約40分の捜索で、5名の行方不明者を確認。救助隊に引き継ぎ、今回の捜索救助犬による全ての活動を終了し本部に帰還した。
今回の実働想定訓練では、ユニットの個の訓練からチーム捜索というカテゴリーといくつかの試みを行い現状の課題も見えてきました。今後も実働を前提とした想定訓練の機会を増やし信頼に足る捜索ができるNSAの捜索スタイルと捜索チームとしての相互の信頼関係や捜索精度を高めていきます。

今回の実働想定訓練会には、ハンドラー並びにサポーター・ヘルパー役総勢20名、認定犬及び適性試験合格犬7頭が参加しました。長時間のヘルパー役のメンバーの皆さん本当にご苦労様でした。ありがとうございます。
また、快く広大な敷地をお貸し頂いたモナの丘オーナー様には、心より感謝申し上げます。今後とも、弊会へのご支援ご協力のほど何卒宜しくお願い申し上げます。


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